東京学芸大学アメリカンフットボール部SNAILSの公式BLOGです。
昨日は首都圏でも雪が降った場所もあるほど冷え込みました。
今年度になって初めて早朝に寒さで目が覚めるという経験をしました、OB1年目の永川 諒大です。
そんな真冬にも関わらずアツい闘いが繰り広げられているのがNFLのプレーオフです。
前回のブログでもお伝えした通り、先週はディビジョナルプレーオフが行われました。
どの試合も、ワイルドカードプレーオフにも増して激戦となっていましたが、その中から私が注目した1試合を紹介しようと思います。
今回は、AFCのディビジョナルプレーオフ、ヒューストン・テキサンズvsカンザスシティ・チーフスです!
先に結果から述べますと、31-51でチーフスの圧勝でした。
私の中では20点もの差がついた試合はアツい展開がなかなか無いので紹介することは珍しいのですが、この試合は別です。
なんと、第2Q開始直前ではテキサンズが24-0で圧勝してたのです。
この試合が動いたのは、その後チーフスがTDを決めて、逆転に向けて一歩踏み出した次のテキサンズのドライブでした。
それまでは順調に得点を重ねていたテキサンズでしたが、そのドライブはあっさりと3rd downで止められてしまいます。
その次のプレー、テキサンズはPunt隊形からスペシャルプレーを選択したのです。
誰もが予想していなかったプレーでしたが、チーフスのDefenseは冷静に対処しゲインさせずに止めました。
その後のチーフスのドライブもTDに終わり、24-14と追い上げました。
前半終了時点では24-28と逆転し、後半もチーフスの勢いは衰えず31-51という最終スコアになりました。
過去、このブログ内でも勝負を分けたプレーについて、いくつか取り上げてきました。
逆転のTDパスをインターセプトされた。
キックを決めればタイブレークに突入するトライフォーポイントで2ポイントコンバージョンを成功させ逆転勝利した。
それらのプレーは全て、コーディネーターが組んでコールしたプレーですが、それで流れが変わるかどうかは誰にも伺い知れません。
この試合のテキサンズのプレーも、今から考えれば「あの時普通にPuntしてればなぁ」と思ってしまいますが、もし成功していたならそのまま勝利することができていたかもしれません。
このプレーが起きるまでチーフスのスペシャルチームは、Puntをブロックされるわ、Puntリターナーがボールをファンブルして奪われるわ、とにかく散々な出来でした。
むしろ、それらが試合を決定づける(テキサンズに勝利をもたらす)プレーだったとなるのが自然です。
それが、試合が終わった頃には「チーフスのスペシャルチームは素晴らしく、テキサンズのそれは課題が残る」というような印象になってしまったのです。
プレーオフは一発勝負です。
たった1つのプレーで栄光を掴むこともあれば、手にしていたはずの栄光を放してしまうこともあります。
その異常な緊張感のなかでそれぞれのチームがしのぎを削るからこそ、ファンも1プレー1プレーに一喜一憂するのです。
これは本当はどの試合でもそうなのですが、「普通のプレー」はありません。
全てのプレーが全てのチーム、全ての選手のその後に繋がる「スペシャル・プレー」なのです。
そして、日本時間の1月20日の早朝は、ついにスーパーボウル出場チームが決まる、カンファレンスチャンピオンシップです!
いよいよフットボールシーズンも大詰め。最後まで楽しみましょう!
(今週の1プレー:テキサンズのスペシャル・プレーを止めたチーフスのLB 49 ダニエル・ソレンセン。
オープンフィールドの1対1という決して簡単ではない状況ながら正確なタックルでテキサンズの野望を阻止した。
/2019 Divisional Playoff Houston Texans vs. Kansas City Chiefs)
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